デスストランディング を終えて…〔ネタバレ〕
11/8に発売された大作『デスストランディング 』をやっとクリアする事ができたので個人的な感想として書いていこうと思います。
発売前から謎めいた告知トレーラーでワクワクが止まらない…!そんな気持ちで購入し早速プレイしてみました。
うんうんよくわからないけどとりあえず配達すりゃいいんだな。
このデスストランディング には多くの有名な俳優が出演しています。
なんたって主人公サム・ポーターブリッジズのモデルをノーマン・リーダスが、アメリカ特殊部隊のクリフォード・アンガーのモデルをマッツ・ミケルセンがやっていて他のママーやフラジャイル、アメリ、デッドマンやダイハードマンのモデルも有名な俳優、女優さん達である。
びっくりしたのはアメリのモデルにリンゼイ・ワグナーを起用していた事でした。
リンゼイ・ワグナーといえば『地上最強の美女バイオニックジェミー』ですよ!めちゃくちゃ懐かしいw
この豪華キャストから見てもかなりお金がかかっているのでは?という感じですね✨
でもね私が嬉しかったのはこの豪華な面々ではなくて…我らが日本を代表するホラー漫画家伊藤潤二先生の登場ですよ。
確か小島作品のホラーゲーム『P.T.』の開発で伊藤潤二先生が加わるという話もありましたがいろいろゴタついて頓挫してしまいました(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
あのまま話が進んでいたらさぞかし素晴らしいホラーゲームが登場していたのかもと思うと本当に残念で仕方ありません。
伊藤潤二先生の他にミュージシャンの三浦大知も登場しますが私は出会いませんでした!(ノД`)トホホ
ゲームを進めていくうちに配達依存症であるミュールと戦う事になるのですが…最初はただならぬ音楽と共にミュール達が登場し怖くて逃げる事しか出来ない私。そう全然攻撃の仕方やかわし方など頭に入って無かったんです。
ボコボコに殴られた上荷物も全部奪われてスッテンテン状態でその場を離れ静かな場所で攻撃ボタンや避け方、そして決してコロしてはいけないという事を学びました。
私に出来る事は素手で殴って気絶させるかボーラガンで遠くから巻き巻きするか。
他にもスタンボムや麻酔弾、ゴム弾などありますがボーラガンが楽しそうだったのでコレをフル活用していました。
何度も戦っているうちに段々ミュールに愛着が湧いてきました。
なぜなら彼らも人間だからです!
めちゃくちゃコケたり頑張って崖をよじ登ってくる姿を見ているとカワイイ…と思うようになってしまいました。
メタルギアシリーズでも敵兵のぶつぶつ言ってる姿や人の気配に動揺している様子を見るとなんだかほっこりしてしまいます。
そうです小島作品の敵はみんな憎めないのです。愛があるのです。
とにかくこのゲームはやり込み度がハンパないです。配達しないで遊んでいる事も出来ますし一心不乱に建設物や国道を作り続けている事もできます。
でも私はとにかくストーリー重視で進めていきたいのであまり寄り道せずにコツコツと任務を遂行していきたいと思いました。
初めのうちはいちいち車から降りてカイラル結晶を採りに行っていましたが徐々にだるくなり…
キャッチャーを倒してカイラル結晶を大量に採るかと考え、遂にはもう面倒くさいから気が向いたらでいいかとどうでも良くなってきてしまいました。
このゲームの賛否が別れている原因のひとつとしてムービーの長さがストレスに感じてしまうところではないでしょうか。
ゲームでもあり映画にもなりうる作品に仕上がっているのですが個人的にはムービーが無駄に長くて疲れてしまいました。
箇所箇所でキャラクターが説明し出すのも疲れますが車両から降りる時のアクションやオドラデクの起動、停止のアクション。サムが装着しているキャップやゴーグル、サングラスなどはプライベートルームを出たら自動的に身に着けている仕様にして欲しかったです。
キャラクターの話も長くて長くて気絶しそうでした。
誰かが「サム、ちょっと話を聞いてくれるか!?」的な事を言い出すと私のサムは(´-`).。oO(もうおまえ出てこなくていいよ話長いから)
と思いながら受け入れている状況でした。
キャラクターが全員取り留めのない話をだらだらとするのが好きだなんてストレス以外の何者でもないです。もっと短く簡潔に説明して欲しかったです。
そしてそろそろストーリーも終わりかな?と思いきやそこからさらに苦行が始まります。
•依頼No.64の大型BTと対決する
おーついにラスボス倒して終わりか!と思って倒したけども終わらず…ストーリーは続きます。
•依頼65ヒッグスを倒す
ビーチで血液袋を使い虫を食べながらヒッグスを倒すが終わらない…
•依頼67クリフを倒す
終わらない…
誰倒しても終わらねーじゃねーかよー!_:(´ཀ`」 ∠):
•依頼69でアメリの話を4回聞くのですがこの時点で私は化石になってしまいそうだったのでアメリが喋っている間は夕飯の準備をしておりました(たまに◯ボタンを押しながら)
ほらねサムも化石になっちゃってますよ。
そしてそして!遂に満を侍してフワ〜っとスタッフロールが!
ああ〜!やっと終われるのか→終わらね
その後ムービーは続き
•依頼70BBを焼却場へ運べ
焼却場に来たサムは手錠とBBを納品して焼却しようとします。
この依頼が終わった後かな?再びエンドロールが流れ始めます。
次は本当に本当の本物の長いエンドロールが始まり終わりを予感させます。
しかしこの後も終わらずムービーがあったような…
•大統領就任式まで自由に過ごせ
とりあえず今までの依頼をこなしながらずっと待っていた大統領就任式…無いんですねそんなムービー。
私は大真面目にサムの依頼が残っているから大統領就任式が始まらないのでは?と思って頑張っていましたがこの時点でこのゲーム終了してたんですね。
『デスストランディング 』めちゃくちゃやり込み度の高い大作ですがこれは賛否があると思います。
私は小島監督のメタルギアシリーズやPTは素晴らしいゲームだとは思いますがこのデスストランディング はちょっと合わなかったかなぁというのが正直な感想です。
次回作は是非伊藤潤二先生の参加したホラーゲームを作って頂きたいと思っています。